公務員になるためには筆記試験を乗り越えなければいけません。そこで今回は試験勉強をするうえで優先すべき教科を解説していきたいと思います。
なつです。Fラン大に落ち、二年間専門学校に通いました。勉強という壁を乗り越え国家一般職、裁判所一般職、茨城県庁に合格。過去の試験を50種類ほど網羅。
ここで一旦話しておきたいことがあります。それは完璧主義は落ちるということです。
公務員試験は出題範囲がとても広いです。
現代文、英語、古文、数学、英語、政治、経済、地理、世界史、日本史、文学、思想、倫理、自然科学(物理、化学、生物、地学)、判断推理、数的判断、資料解釈
ざっと並べただけでこれぐらいあります。
多すぎて無理
これらの科目をすべて完璧にしようとすると、とてつもない時間を浪費してしまいます。
そのため、優先順位を自ら決めて勉強する必要があります。
自分には無理、そう思っている方も多いと思います。しかしご安心ください。
公務員試験では個別ごとの採点はされません。
つまり、合計得点が基準を超えていれば合格となります。
ここからは私が考える優先順位を発表していきます。
判断推理★6
公務員試験の中で最重要な科目になります。
これができるかできないかで合格するかどうかが決まるといっても過言ではありません。できるようになるには多少の時間がかかりますが、慣れてしまえばけっこう面白いです。また高校生の場合、判断数理をおろそかにしている方が多いです。そのため、周りの高校生と比べて点数に差がつけやすいです。今から公務員試験を受けようと思っている方は、真っ先に手を付けるべきです。問題集は少なくても3周以上はするようにしましょう。
数的推理、地理★5
数的推理は判断推理と同じくらい重要になります。しかし、人によって得意不得意が分かれます。文系よりの方は少しだけ優先度が下がるかもしれないです。地理は暗記科目の中でも圧倒的に暗記する量が少ないです。また出題数が多く、多いときは4問出ます。
政治、経済★4
政治経済は最初は難しく感じるかもしれません。しかし、世界史や日本史に比べれば覚えやすいです。また、経済政策や衆議院と参議院の違いなどを勉強すると、ニュースで話している内容が理解できるようになります。
資料解釈★3
資料解釈と聞いてなんぞやと思った方もいると思います。簡単に言うと、グラフや表を使って正しいことを読み取るといった内容です。これも判断推理と同様に、手を抜けがちです。薄い参考書でいいので手を付けるべきでしょう。
自然科学(物理、化学、生物、地学)★2
自然科学は基本1教科1問出ます。非効率に思えますが大体出てくる範囲は限られています。
世界史、日本史、現代文、古文、英文、数学、思想、倫理★1
これらの教科はとても効率が悪いです。世界史、日本史は覚える量が膨大です。世界史はペイシストラトス、クラッスス、コンスタンティヌスなど覚えずらーいものが多いです。現代文は出題数は多いですが、勉強しても成長してる実感が得られづらいです。現代文、古文、英語は過去問を解きながらコツを身につけるべきです。思想、倫理はやらなくていいです。私はやりませんでした。
何を勉強するべきか
これで順位の発表は以上になります。
じゃあ結局何やればいいの?
という話になると思います。
私が出す結論はできるだけ全てやったほうがいいです。(思想、倫理はやらなくていい)
えー話と違うじゃん。優先順位高いものだけでいいじゃないの?
もちろん優先順位の高いものを重点的にやるべきではあるんです。でも…
もしやってない教科があり、その教科がものすごい簡単な問題だったとします。
その場合、他の人は解けて、自分だけが解けなかったという状態になります。
1点くらい別によくね
その思考の人は落ちます。
場合によっては一点取れたか取れなかったで合否が分かれることがあるんです。
そのため、公務員試験では広く浅く勉強する必要があります。問題の難易度はそこまで高くはないため深堀りする必要がありません。中学レベルの問題も多く存在します。
勉強時間が確保できない場合
でも時間がないよー
このように勉強する時間が取れない方がいると思います。高卒公務員試験を受ける方は少なくとも半年は必要です。もし筆記試験までの期間が半年以下で全く勉強していない方は危機感を持ったほうがいいです。
そのような場合ですが、私が推奨するのは★2以下を捨てるということです。これらは基本非効率なので、自分が得意なもの以外は全て捨ててしまいましょう。それ以外は一通りはやっておいたほうがいいです。
大体イメージがついた!早速勉強だ
公務員試験は今後絶対役に立ちます。試験を受けようと思っている方は優先順位をしっかり決めて勉強に挑むようにしましょう!
以上なつでした!